ぬくもり

あたたかくして寝よう。

共依存

私の人格はどこか変だ。

 

私は私の心の奥底まで誰かと共有したいとは思わないけど、でも本当は私の全てを認めて欲しいと思ったりもする。腹に潜んでる感情は私自身に他ならなくて、それを認めてくれるということはつまり私という人間のことも認めてくれることに繋がるからだ。肯定感が低い私は他人に依存している。

また、1人で何かをして楽しむことが苦手な人間は寂しい人間で、それにまるっきり当てはまっている。誰かと一緒でないと楽しめない、というのはあまりにも寂しい。寂しい。

それらを全て分かっていても、どうしたらいいのかは一向にわからない。私は自分を認めてあげることができない。どうしても評価をすべて他人に委ねる。だからいくら頑張っても評価されなかったら私は価値のないものに落ちこぼれて死にたくなる。

一応趣味と呼べるものはあるし、特技だと言えることもある。気になることには手を出してきたし色々なことを試したりもしてきたが、それは全て認めてもらう自分のためにすぎない。自分のために頑張れない。他人に好かれる、認めてもらう自分のためにしか頑張れない。この差は大きいと思っている。なんの見返りもなくただ自分のためにひたむきに努力できる人を尊敬しているし羨ましいなと思うけれど、その反面私には死んでもそんなことはできないと確信している。

共依存がよくないのなんてとっくの昔に知った。知ったけど、でもどうしたらいいか分からない。どうにも出来ない気しかしない。自分を好きにはなれないし、認めてもらうことなく生きていくこともできそうにない。

 

私には姉がいる。もう社会人の姉だ。

姉は、赤ん坊の頃にはよく泣いたし、ワガママも言って、いかにもこどもらしい、そういう子だったらしい。あとから生まれた私は、ぐずって泣くことはほとんどなく、ワガママも言わずに自分で何かとやる子だったらしい(もちろん記憶などないが)。もしかしたら、私のこの性格は先天性だったんじゃないかな……とか思っている。自己肯定感が低く、他人に迷惑をかけない最前の方法を意識の範囲外で探っていたのではないか、と。それならいいのだ。それならそれで。

兎に角私は自己を大切にできない。

これを変える為には、根本的に"何か"を変えなくてはならない。

それが一体何なのかは、いつ分かるのかな。